★成績が安定しない一番の原因

ある受講生にレベルの異なる2つの問題をやってもらいました。

すると、難しい方の問題でもいくつかは正答しているのですが、簡単な問題のほうが正答率が低いのです。


彼は高校3年生。

これまで学年相当にレベルの高い問題に触れてきたことでしょうし、それでなんとか正答もしてきたでしょうから、難しい問題でも全然できないわけではないのです。


有り体にいえば、土台が固まる前に楼閣を築いているため難しい問題でもある程度はついていけるが、その手前の簡単なところでつまずくことがしばしばあるというようなところでしょうか。


彼には、最初の3ヶ月間は基礎を固めるつもりで「質より量作戦」で課題をやってもらいましたが、その作戦はうまくいき、基礎が固まってきました。

この基礎とは、中学生レベルから高1レベルのことをいいます。


これが固まっていないのに、目先の模試などに振り回されていたら、大波に翻弄される小舟のように、自分がいったいどっちの方角に進んでいるのかもわからなくなってしまいます。


今日は5月12日。

まだまだ間に合います。


基礎を固めたら、ここからは早いですよ。

あと3ヶ月後の8月までに高2~高3レベルでもこなせるようになり、秋からは受験問題レベルにはいることができるようになるでしょう。


受験には十分間に合います。

基礎を固めずに問題集をやったり予備校に通ったりしても(何かをやっている安心感は得られるでしょうが)成績アップは望めません。


土台が固まり、基礎的なことができるようになるとその上に築く楼閣も堅固なものになります。

逆にいうと土台を固めていなかったら模試をうけても良かったり悪かったりと安定しません。

そのときどきによって変動し、いつまでたっても安定的に好成績をとることができません。


まだまだ土台を固める時期ですよ。